小学生の将棋は、同じ「小学生」でもレベルの幅が非常に大きい世界です。駒の動かし方を覚えたばかりの子と、大人の有段者に勝つ子が同じ学年にいます。
そのため、「小学生向け」と書かれた教室に入れれば良い、とはなりません。この記事では、棋力別に何をすべきかを整理します。
棋力別:いま何をすべきか
入門〜15級前後:ルールと駒の働きに慣れる
この段階では、詰将棋より「たくさん指すこと」が効きます。負けても構いません。駒がぶつかったときにどうなるかの感覚を、体で覚える時期です。
大人が横で「そこは違う」と口を出すと、指すこと自体が嫌になります。指導は講師に任せて、家庭では結果を聞かない方がうまくいきます。
10級〜5級:負けた理由が分かるようにする
ここが最初の壁です。指す量は増えているのに、勝率が上がらない時期に入ります。
原因はほぼ共通していて、負けた理由を「うっかり」で片付けているためです。実際には、うっかりする前の駒組みの段階で既に苦しくなっていることが多い。ここを他人に指摘してもらえるかどうかが、抜けられるかを分けます。
イエナアカデミーの受講対象が将棋ウォーズ10級程度からなのは、この段階から指導の効果が明確に出るためです。
1級〜初段:終盤力と、得意戦法を持つ
この段階では、序盤の知識より終盤の速度が勝敗を分けます。詰将棋を日課にすることと、自分の得意な形を1つ決めて深めることが有効です。
有段以上:研修会・奨励会を視野に入れるか
ここまで来ると、進路の話になります。研修会・奨励会を目指すのか、学業と両立しながら趣味として続けるのか。方針によって練習内容がまったく変わります。
イエナアカデミーは奨励会・研修会志望までを対象としており、星子寿三郎先生は高崎一生七段・都成竜馬七段を輩出した指導者です。この段階の相談ができる場所は多くありません。
低学年と高学年で変えること
| 低学年(1〜3年) | 高学年(4〜6年) | |
|---|---|---|
| 1回の時間 | 短めに区切る | まとまった時間を確保できる |
| 重点 | 指す量・楽しさ | 振り返りの質 |
| 目標設定 | 級の昇級など分かりやすい形 | 大会・研修会など具体的な目標 |
| 保護者の関与 | 環境づくりまで | 本人の判断を尊重 |
オンラインが小学生に向いている理由
送迎が不要なのはご家庭にとって大きいのですが、それ以上に効くのが講師を地域で妥協しなくて済む点です。棋力が上がったときに教われる人がいなくなる、という事態を避けられます。
対面との使い分けについては子供向けオンライン将棋教室の選び方で詳しく整理しています。
| コース(月謝制・税込) | 回数 | 月額 |
|---|---|---|
| 将棋教室オンライン | 週1回(月4回) | 10,000円 |
| 将棋教室オンライン | 週2回(月8回) | 18,000円 |
| 将棋教室オンライン | 週3回(月12回) | 26,000円 |
| プライベートレッスン(税込) | 1時間あたり |
|---|---|
| 星子先生(研修会員・受験生向け) | 5,000円 |
| 星子先生(一般生徒) | 4,000円 |
| 現役奨励会員・大学生コーチ | 3,300円 |
保護者の方からよくいただく質問
低学年でもオンラインで集中できますか
お子様によりますが、対局と振り返りを短く区切って回す形であれば保ちます。一方的な講義が長く続く形式でなければ、対面との差はそれほど大きくありません。
何級くらいから受講できますか
将棋ウォーズ10級程度を目安としています。それ以前の段階では、まず対局量を増やす方が効果的なことが多いため、無料相談の際に率直にお伝えしています。
大会に出た方がいいですか
必須ではありませんが、目標があると練習の質が変わるのは事実です。お子様の意欲を見ながらご提案します。
研修会を目指す場合、いつから準備すべきですか
棋力と年齢のバランスによります。星子先生に相談できる体制がありますので、まずは現状の棋力を見せていただくところから始めてください。
兄弟で受講できますか
可能です。棋力が違う場合は、それぞれに合わせたプランをご提案します。



