オンライン将棋教室は、この数年で一気に選択肢が増えました。ただ、どこも「初心者歓迎」「プロ監修」と書いてあり、外から見ると違いが分かりにくいのが正直なところだと思います。
この記事では、実際にオンラインで指導している立場から、教室選びで本当に差が出る5つの判断基準を整理します。どれも公式サイトを見れば確認できる項目なので、比較検討の際にそのまま使ってください。
判断基準1:誰が教えるのか(講師の実績)
最も差が出るのがここです。「プロ棋士監修」と「プロ棋士(またはプロを育てた指導者)が実際に教える」は、まったく別物です。監修だけであれば、カリキュラムを作った人と、毎週あなたの将棋を見る人は別人ということになります。
確認すべきは「実際にレッスンを担当するのは誰か」の一点です。公式サイトに担当講師の名前と実績が書かれているか。書かれていなければ、体験の申し込み前に必ず質問してください。
イエナアカデミーの場合は、星子寿三郎先生が指導の中心です。星子先生は高崎一生七段・都成竜馬七段を輩出した指導者で、宮崎こども将棋教室を率いてきました。加えて、現役奨励会員と大学生コーチが在籍しています。
判断基準2:自分の棋力に対応しているか
初心者向けの教室は多い一方で、級位者から上のレンジを扱える教室は一気に少なくなります。10級前後で入って、初段が見えてきた頃に「もう教われる人がいない」となるのは、実際によくある話です。
最初から、自分が2〜3年後に到達したい棋力まで面倒を見てもらえるかを見ておくと、乗り換えの手間がありません。イエナアカデミーは将棋ウォーズ10級程度から、奨励会・研修会志望までを対象にしています。
判断基準3:グループか、マンツーマンか
グループレッスンは費用を抑えられ、同年代と競い合う刺激があります。一方で、自分の将棋を細かく見てもらえる時間は当然短くなります。
逆にマンツーマンは、その日の対局を一局ずつ深く掘れます。「なぜその手を選んだのか」「他にどんな手を考えたのか」を聞かれながら整理していく形式は、自分の思考の癖を自覚するのに向いています。詳しくは将棋のオンライン個人レッスンで解説しています。
判断基準4:料金が明朗かどうか
月額なのか都度なのか、教材費や入会金が別途かかるのか。ここが曖昧な教室は、後から積み上がっていきがちです。
| コース(月謝制・税込) | 回数 | 月額 |
|---|---|---|
| 将棋教室オンライン | 週1回(月4回) | 10,000円 |
| 将棋教室オンライン | 週2回(月8回) | 18,000円 |
| 将棋教室オンライン | 週3回(月12回) | 26,000円 |
| プライベートレッスン(税込) | 1時間あたり |
|---|---|
| 星子先生(研修会員・受験生向け) | 5,000円 |
| 星子先生(一般生徒) | 4,000円 |
| 現役奨励会員・大学生コーチ | 3,300円 |
相場感の詳細はオンライン将棋教室の料金相場にまとめました。
判断基準5:振替とサポート体制
子どもの習い事は、学校行事や体調で休まざるを得ない日が必ず出ます。振替ができるか、できるとして条件は何か。ここは申し込み前に確認しておくと安心です。
比較表:チェックすべき項目
| 確認項目 | 望ましい状態 | 注意したい状態 |
|---|---|---|
| 講師 | 担当講師の名前と実績が明記 | 「プロ監修」のみで担当者が不明 |
| 対応棋力 | 入門〜有段・奨励会志望まで | 初心者中心で上の受け皿がない |
| 指導形式 | マンツーマンまたは少人数+個別指導 | 一斉講義のみ |
| 対応エリア | 全国どこからでもオンライン完結 | 教室・地域が限られる |
| 料金 | 月額制で総額が分かる | 都度・不明瞭 |



