将棋を本気でやろうとしたとき、地方在住であることは長らく決定的なハンデでした。強い指導者は都市部に集中し、通える範囲に教室がなければ、それだけで選択肢が消える。実力ではなく住んでいる場所で天井が決まる世界だったと言っていいと思います。
オンライン指導が変えたのは、まさにこの構造です。
地方で起きていた3つの問題
1. 教室そのものが近くにない
市町村によっては、子ども向けの将棋教室が一つもないという地域があります。公民館の将棋クラブはあっても、体系的に教える場ではないことが多い。
2. 教室はあるが、上の受け皿がない
入門者向けの教室はあっても、初段が見えてきた段階で教われる人がいなくなる。これは地方でとくに起きやすい問題です。
3. 移動の負担が大きい
都市部の教室に通おうとすると、片道1〜2時間ということも珍しくありません。週1回でも、年間で100時間以上を移動に使う計算になります。送迎するご家庭の負担も相当なものです。
オンラインで解決すること・しないこと
| オンライン | |
|---|---|
| 指導者の選択肢 | ◎ 居住地と無関係に選べる |
| 移動時間 | ◎ ゼロ |
| 棋譜の振り返り | ◎ 画面共有で局面を共有できる |
| 上の棋力への対応 | ◎ 指導者を選べるので詰まらない |
| 道場の空気 | △ 対面イベントで補う |
| 同年代との交流 | △ 合宿・大会で補う |
正直に書くと、道場の空気や、同年代と同じ場所で指す経験は、オンラインだけでは完全には代替できません。ここは夏期合宿などの対面機会で補うのが現実的です。
誰に習えるのか
イエナアカデミーのオンライン将棋スクールでは、星子寿三郎先生が指導の中心を担います。宮崎こども将棋教室を率い、高崎一生七段・都成竜馬七段を輩出した指導者です。加えて、現役奨励会員と大学生コーチが在籍しています。
対象は将棋ウォーズ10級程度から奨励会・研修会志望まで。棋力が上がった後も同じ場所で続けられる点は、地方在住の方にとってとくに意味があります。乗り換え先が近所にないためです。
必要な環境
インターネットに接続したパソコンまたはタブレットと、Zoom等のオンライン通話環境があれば受講できます。対局は将棋アプリを使うため、実際の将棋盤は必須ではありません。準備の詳細はオンライン将棋レッスンの始め方にまとめました。
始めるまでの流れ
- LINEで無料相談(棋力の確認とカウンセリング)
- 最適な講師・受講プランのご提案
- 講師の手配とレッスン日程の調整
- オンラインでレッスン開始
| コース(月謝制・税込) | 回数 | 月額 |
|---|---|---|
| 将棋教室オンライン | 週1回(月4回) | 10,000円 |
| 将棋教室オンライン | 週2回(月8回) | 18,000円 |
| 将棋教室オンライン | 週3回(月12回) | 26,000円 |
| プライベートレッスン(税込) | 1時間あたり |
|---|---|
| 星子先生(研修会員・受験生向け) | 5,000円 |
| 星子先生(一般生徒) | 4,000円 |
| 現役奨励会員・大学生コーチ | 3,300円 |
よくある質問
本当に地方からでも受けられますか
はい。オンラインで完結するため、お住まいの地域は関係ありません。実際に全国から受講いただいています。
通信環境はどの程度必要ですか
ビデオ通話が安定して行える程度で問題ありません。特別な高速回線は不要です。
時差や地域による受講時間の制限はありますか
国内であれば時差はありません。ご都合の良い時間帯を、講師の空き状況と調整して決めていきます。
対面で指導を受ける機会はありますか
宮崎こども将棋教室が主催する夏期将棋合宿「鍛錬会」があり、こちらではプロ棋士の高崎一生七段・都成竜馬七段が直接指導にあたります。オンラインで継続しつつ、こうした機会を併用される方が多いです。
近くに対局相手がいないのですが
レッスン内での指導対局に加え、将棋アプリで対局量を確保する形が一般的です。相手の確保という点では、むしろ地方であることの不利は小さくなっています。



